テニス
ATP500スイスインドアバーゼル大会。
錦織圭選手は3回戦でミハイル・
ククシュキン選手と対戦しセットカウント2-1。ゲームカウント6-4、5-7、6-4で
勝利した。
ククシュキン選手は好調でした。サーブもショットも冴えてました。ところどころピンチもありました。しかし要所を抑えたのは錦織選手でした。第1セット第5ゲームで非常に際どいオンラインショットを決めてブレイクした時には、そのまま楽に勝つかと思わせたのですが、その後ククシュキン選手も粘りました。というか所々スーパーショットを決めて来て手が付けられない場面もありました。錦織選手もボレーが不安定で、つまらないミスをしてピンチになる場面もありました。第2セットは殆どファーストサーブが入らず、リターンに厳しいショットを打ち込まれる場面もありました。一時は本当に勝てるのか心配になる程でした。
それでも最近の錦織選手は、そのまま崩れません。第3セットは徐々にサーブの調子を取り戻し、第4ゲームあたりからショットの安定感も出てきました。ククシュキン選手も開き直って攻撃してきましたが、最後は1ブレイク差を維持しながらサーブゲームを見事キープし勝利しました。
悪く言えば、2セット目を取りこぼしたのかもしれませんが、良く考えるならば、本当に3セット目に崩れなかったと思います。地味ですがグダグダになってしまった試合をキッチリ締める力があれば、ポイントは稼ぐ事ができます。本当の安定感を獲得するのは、これからの課題かもしれませんね。
これで準決勝に登ってきました。パリマスターズは
スペシャルエグゼンプト[SE]の権利を得て強制予選免除になると思います。まずこれが大きいし、あと来年の
全豪のシード権も、恐らく獲得できると思います。そして
コミットメントプレイヤー入りが本当に大きいと思います。
本当の飛躍の時は来年になりそうです!!次の準決勝はジョコビッチ選手とバグダティス選手の勝者です。今やダントツ世界1位のジョコビッチ選手ですから、くせもののバグダティス選手が相手と言えども簡単には行かないでしょう。かなりの確率でジョコビッチ選手との準決勝になると思います。
ここから先は経験を得る世界。もちろん勝てれば最高ですが、負けても今まででは得難かった経験をトップ選手から吸収できれば、しつこいですけど来年以降は楽しみなのです。
ジョコビッチ選手、マレー選手、ナダル選手、そしてティプサレビッチ選手に負け続けていれば、その他の選手との対戦は比較して楽に感じるでしょう。そして細かくポイントを積んでいるうちに、何時の間にかランキングは10位以内に入っているでしょう。
準決勝も興味深く見守ろうと思います!!!
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