JRA、12年度はローカル競馬場開催を縮小正直10年は無理だと思ってましたのでビックリです。
JRA[日本中央競馬会]は来年の競馬開催スケジュールを発表し、重要な発表としては福島競馬の開催を4月7日から行うとした。
その他の重要事項
・2歳新馬戦が東京優駿[日本ダービー]の翌週から開始
・中京競馬場のリニューアル開催
・新設重賞アルテミスステークス。2歳牝馬限定で東京芝1600㍍。阪神ジュベナイルフィリーズのトライアル的志向
[優先出走権は無いようなので正式トライアルでは無い?]
・金鯱賞が年末中京開催へシフト
・鳴尾記念が6月2日の開催へシフト[宝塚記念の前哨戦?]
・阪神カップが12月24日の中京開催にシフト
正直アルテミスSが一番意味不明ですね。2歳GⅠの出走頭数を確保する目的がありそうですがどうでしょう。必然的に牝馬の早期デビューが促進される事になりそうですが、牡馬戦でやられるよりはマシなのかな。牡馬は朝日杯フューチュリティステークスだけ勝っても種牡馬になれない時代になってきたが牝馬なら2歳重賞に出走しておけば箔が付いて繁殖生活が楽になるかもしれません。ただ現役続行期間の平均値は徐々に低年齢化しそうです。
福島競馬場及び関連施設の除染はどうなっているのでしょう。もう完了するのか、完了する目処が立ったから開催発表したのか、それとも除染そのものを諦めたのか、その点は詳細な説明が必要です。中途半端な処理で開催すると後々酷い目に遭いそうです。
百歩譲って、原発事故はJRAの責任では無いので仕方無いですが、2歳馬の早期デビューを無理に促進するようなシフトは正直関心しません。、どんどん晩成馬が住み難い競馬界になってしまっているのが不安です。
各自の馬のペースで、好きな時にデビューし、好きな時に引退する…興行主が強制的にコントロールするのは違うと思うし、それを行う事による無理が馬に負担を強い、無駄な犠牲が払われる事になります。そして、それによって劇的に馬券売り上げが回復する訳でもありません。せめて高齢1勝馬に対する惨い扱いだけでもなんとか元に戻せないのでしょうか…。
私個人としては、あまりに短距離に偏ってしまった番組を昔に完全に戻せとまでは行かなくても長距離戦も蔑ろにしない番組も考慮して良いのではないかと思います。やはり多様性を失うのは危険だと言えるでしょう。
JRAや、それに付随する競走馬事業は、何も競馬だけに限らず馬育成事業そのものであり、これは絶対に潰れて欲しくは無いし潰してはならない。なので尚更、安易な引き伸ばし策は執るべきでは無いのです。人気を回復させるつもりが、益々人気後退に繋がる事が無い様、興行計画者には厳重にお願いしたいところです。
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