http://news.golfdigest.co.jp/tournament/column/gdoeye/tt1000002981101.html石川遼プロ、久々のツアー優勝なるか?今日はゴルフの話題です。
2日目にトップに立っていた石川選手は3日目にやや調子を崩し後続に追いつかれ4人がリーダーとして並ぶ展開になった。残りの3人は小山内プロ立山プロ久保谷プロのベテラン3人。
記事にもあるように、小山内プロを除く3人は以前にも最終日に優勝を争い一緒にラウンドした事があった。その時弱冠15歳、当然アマチュアだった「遼君」が優勝し、一躍「時代の人」となった。なので「あの時と同じ」と言われている。運命と言うよりは、強い選手が時を経ても輝きを失わず、こうして会い見える楽しさが有る訳だ。
特に石川選手だけを応援している訳では無いが、こうして彼を中心に周りの選手が脚光を浴びる構図は悪くない。個人的には腰の持病と戦いながら頑張る久保谷選手は歳も近く親近感が有る。誰が勝っても締まった試合が見られるのならば素晴らしいと思う。
ただ石川選手には特別な力が有る事もまた事実だろう。彼の攻撃的ゴルフは安定性こそ欠くものの「華が有る」と証するのが近いだろう。常にピンをデッドに狙う姿勢。安定性を考えるなら外した時に難しいラインを残さないように打つのがゴルフのセオリーと言えるが、石川選手のゴルフはそういうリスクを恐れず打つ「勇敢なゴルフ」である。もちろん技術が伴わないなら、たちまちスコアを崩してしまい、毎回上位争いに絡む事は不可能だ。だが彼のショットはとにかくピンに絡む。入れないとボギーというピンチの場面でグリーンから外れたアプローチショットを強めに打ってチップインしてしまう場面を複数回見た気がする。
私は別に中立な記事を書いている訳では無いし、逆に偏った記事を肯定するつもりもないが、勝つなら石川選手か久保谷選手が良いのかなと思う。世界のツアーで戦う姿を見たいからだ。この2人には経験が有る。日本人が毎年ジオープンやマスターズで上位争いする姿が見たい。立山選手と小山内選手が勝つのも悪くないが、その場合は「海外で活躍」という課題から言えば余計な重荷を背負わせてしまう事になるかもしれない。40代プロでは藤田寛之選手が近年賞金王争いをしていたが極最近は、やはり腰の状態が思わしくないのか調子が安定しない。ベテランを応援する時はこちらも気を遣うのだ。
他のスポーツでもそうだが若手は「応援しやすい」のだ。なのでゴルフでは世界に一番近い石川遼選手を応援している。TVがいつも彼中心に映像を展開し過ぎるのは気にならない訳では無いが、他の選手も「俺も俺も」で顔を出す展開になれば良いだろう。
今年のゴルフシーズンも残り少なくなったが、来年は誰が世界に飛び出して行くだろうか?興味は尽きない。
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