【テニス】シード選手はここからが本当の戦い！錦織圭選手のブエノスアイレス大会３回戦の展望

本日のオーダーオブプレイ[ATP公式]

テニスＡＴＰワールドツアー、現在世界ランキング１７位[エントリー時１８位]で当大会の第４シードの錦織圭選手は３回戦で第６シードのスタニスラフ・ワウリンカ[ヴァブリンカとも]選手との対戦になった。

ワウリンカ選手は現在２６位とランキングを落としているがキャリアハイ９位とトップ１０入りしていた事もある強豪選手。典型的なストローカーで調子の良い時には非常に安定性が高い。バックハンドショットを決め手に使う場合が多いが、基本的戦略スタイルとしてティプサレビッチ選手に近いものがある。ティプサレビッチ選手の戦いを最初に見た時にワウリンカ選手に似ていると思ったぐらいだ。

ミスが多い未完成な時期の錦織選手ならば簡単に押し切られてしまうレベルの対戦相手だが、今の新生錦織選手ならば互角の戦いになるだろう。正直長丁場になりそうだと想定している。ストローク戦で如何に先にミスをしないか、さらに決め手のショットを出すのがどちらが先か？という戦いになる。詰め将棋的テニス、そして振り込まない麻雀的守備テニス同士の戦いである。

対戦相手のクオリティが一気に上がるので、錦織選手も今まで以上に調子をグッと上げる必要がある。即ち『ドド・モード』[圭→(文字分解)→土土(クレーに強そう)]の発動である。ハネスク選手戦では、まだまだクレーコートの戦いに完全に合致できていない感じだったように推定している。合致さえすれば大セットから必要条件以上のコンディションで試合に入れるし、調子も今までのように上がっていくだろう。そうすれば勝機は自ずと見えてくる。


観戦環境ですが、今のところライブスコアだけです。ですが直前になってストリーミング環境が追加される可能性があります。

試合開始は現地時間で午後２時から。日本時間で午前２時からの第１試合で、予定通りの時刻になる可能性が高いです。


コッパ・クラーロ シングルス ドロー[ATP公式]

LSHunterテニス[ライブストリーミングサイト]
【０：００ 現在のところまだ予定無し】


ATP公式ライブスコア

ちょっとした記事など【２月２４日】

遼、2回戦敗退でキャデラック選手権出場は絶望的に

米アクセンチュア・マッチプレー選手権に出場し、１回戦を突破していた石川遼選手が２回戦で元全英王者のポール・ローリー選手と対戦し、決着を最終ホールまで延ばしたものの１ダウンで敗戦した。

前半崩れたのを後半で盛り返したらしい。正直、諦めずに良く詰めたと思う。相手は飛距離はそれ程でもないが安定感が抜群の名選手。ここで当たってしまったのは運が無いとも言えるし、格が高い試合なので仕方が無いとも言える。私は収穫が有った試合だったと見たい。


【気力が持てば単独記事に昇格させるかも】

【サッカー】インテル大スランプ！ＣＬ戦でもマルセイユにロスタイム被弾で敗れる。監督去就にまで発展？

長友は後半から出場　インテル、ロスタイム被弾で最悪の敗戦

伊サッカー、セリエＡインテルのバッドスパイラルが止まらない。

ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ[ＣＬ]決勝ラウンド１回戦のマルセイユ戦[アウェー]が行われ、終了間際のアイェウ選手[２２歳：国籍ガーナ]のゴールで０－１でインテルは敗戦した。

長友佑都選手は後半からマイコン選手に代わって右サイドバックで途中出場。マイコン選手は脚の故障を訴え自分から降りたとの情報もあり、これもインテルにとって悪要因の１つだろう。

途中交代のマイコン、じん帯損傷の恐れも？


インテルのスランプの原因は、スタメン選手全体の高年齢化にあると言われている。ただでさえ過密日程の欧州サッカーで、積み重なる疲労が回復できない選手が続出していると見るのが正しいようだ。実際私にもそう見える。

最近、仕事が忙しくて朝方の試合の生ストリーミングを見る機会を失っているが、ダイジェスト動画など一瞬を見る限りでは、動きの良い選手が限られている感じが読み取れる。全員使うなとまでは言わないが、もうちょっと若手を起用してやっても良いのではないかと思う。

前から言っているがカスタイニョス選手の出場機会が殆ど無いのは意味不明だし、コウチーニョ選手を放出してしまった件も意味不明としか言いようが無い。インテルの名前が示すように外人部隊一徹であるなら大型補強にミスは許されないし、ダメなら若手を鍛える度量は絶対に必要だ。つまりオーナーのモラッティ氏が喝を入れるべきは監督では無くフロント陣に有ると言えそうだ。


長友選手もガーナの有望な若手に競り負ける場面が有るなど手放しで褒めるのは難しい試合ではあったが、彼の適材箇所での起用では無かったので猶予したい。そもそもどんなポジションでもこなせるタイプでは無いので、選手同士が長所と短所を補い合って組み立てるべきであろう。それがチームというものだ。それ以前に、全体の動きが悪い点を改善しない事にはどうしようもない。

映像を見ても、関連記事を見ても後ろ暗い雰囲気しか伝わって来ない状況だが、なんとかここを我慢して次に繋げてもらいたい。少なくとも長友選手は諦めていないだろう。そこだけは救いだ。

【ゴルフ】石川遼選手が先週の米ツアー優勝者を倒し２回戦へ！米マッチプレー選手権

石川が初戦逆転勝ち＝ウッズらが２回戦へ－世界マッチプレーゴルフ

米アリゾナ州で開催されているゴルフ、アクセンチュア世界マッチプレー選手権。２２日に１回戦が行われ、出場資格の世界ランク６４位以内の５４位で権利獲得した石川遼選手は先週のノーザントラストオープンを優勝し好調のビル・ハース選手と対戦し、前半ＯＵＴを３ダウンと劣勢で向かえならが後半ＩＮで大逆転し１アップで勝ち抜けた。

石川選手は「ハース選手が自分よりも『下位に負けられない』という圧力を感じていたのではないか」と振り返るが、石川選手も自身のショットに迷いを抱えたまま試合に入った中で、後半の５ホールはよくぞ集中できたのではないかと思いますよ。

これで復調の兆しを掴め、気分を良くしたでしょうし、恐らくランキングポイントも加算されるはず。マスターズの出場圏を掴み、周りの雑音を消し去りたいところですね。

【テニス】逆転の錦織は今日も健在！ブエノスアイレス大会２回戦

錦織、逆転で８強入り　クレーコート巧者に逆転勝ち

ＡＴＰテニスワールドツアー２５０ブエノスアイレス大会[コッパ・クラーロ]シングルス２回戦。当大会を第４シードで迎えた世界ランキング１８位[最新では１７位]の錦織圭選手はルーマニアのヴィクトル・ハネシュ選手と対戦し、セットカウント２－１、ゲームカウント３－６、７－５、６－１の逆転で勝利した。


インターネットへの動画配信が全く無い状態[南米地区でのＴＶ中継は有ったようなのでカメラは入っていた模様だが]だったのでスコア推移以外の内容は全く判らないのですが、スコアだけ見た場合いつもの『逆転の錦織』を体現したと言って良いでしょう。

ここから先がシード選手にとっての本当の戦いになります。３回戦の相手はスタニスラフ・ワウリンカ選手[スイス]になりそう。安定したストロークの持ち主で、どのタイプのサーフェースでもだいだい上位進出してくる隙の無い相手。仮に序盤崩れてしまうと、逆転するのが非常に難しい相手と言えそうなので、立ち上がりの錦織選手の調子に注目！ということになりますね。

これからランキング上位、加えてコミットメントプレイヤーの地位を維持して行くにあたり、このような実力差の少ない近隣下位選手を安定して退けて行く必要と課題が見える試合になります。自分から崩れて逆転できずに負けるパターンとして過去のスタコフスキー選手戦などを想定してしまいますが、当然錦織選手陣営は、このようなファクターを念頭の置いて試合に臨みますから、当然のように克服してくれると期待しています。