http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011101700271&j4ついに確定!おめでとう!!
日本テニス界のトッププレイヤー錦織圭選手が上海ロレックスマスターズ準決勝でマレー選手に敗れはしたが、360ポイントの大量点を獲得し先週の47位から大幅に順位を上げ、殆どのATPツアー大会でシードが付く可能性の高い30位が確定した。
かつての名選手、松岡修造氏の持つ記録46位を更新する目標『プロジェクト45』という壁に今まで幾度と無く跳ね返され、これはもう更新できないのではないかという声すらテニスファンの多くから聞こえてきた。しかしそれは間違いだった。彼の素質は、あのナダル選手が言った『将来10位以内、もしかしたら5位以内かもしれない』という発言そのものだと思い、コアな錦織ファンは彼から離れる事無く応援を続けた。肘の大怪我を克服し、プレイスタイルを大幅に見直し、ここまで安定力を高めるのは並大抵の苦労では無かっただろう。もちろん多くの人々に差支えられ、特にブラッド・ギルバート氏をパートながらもコーチに迎える事ができたのは素晴らしいめぐり合わせだと言うしか無い。そういう一部かもしれないが熱烈な期待を、錦織選手は成就に向けて突き進みつつあるのだ。
順位増減量付き最新ランキング[ATP公式]錦織選手は現在1225ポイント、10位のモンフィス選手が2525ポイントなので単純に1300ポイント差で、ここから先順位を上げるのは大量ポイントを稼ぎ続ける事が必要になる。つまり今回のようなマスターズ大会などでの上位進出が必須になってくる。
これをどう克服していくかと言えば、やはりトーナメント序盤で如何に落としたペースで楽勝するか?に掛かっている。錦織選手はどう見てもスロースターターだ。上海マスターズ1回戦でもベーグル食べた状態からの驚異的な挽回で準決勝に到達した。これを「楽に」且つ「あたりまえに」しなければならない。言うのは簡単だが実際は非常に難しい事なのは言うまでも無い。
では無理なのか?と言えば、そうでは無い。これから錦織選手はまだまだ体力は上がっていく。これもどうみても未完成の状態だ。これからさらに体躯が充実期に入れば、トレーニングの効果が試合序盤にも現れると考えた方が自然だ。『ワンダー試合』『錦織劇場』は減るかもしれないが、日本人選手がグランドスラム大会で当たり前に勝ちあがって来る姿を是非とも拝みたい。そんな可能性を一番高く持つ日本人テニスプレイヤーが錦織圭選手である事は間違い無い。
来年は『錦織爆発年』になるだろう。いや、なって欲しい!!!
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