試合リポート[Goal.com]サッカー・イタリア1部リーグ・セリエA第15節、インテルがホームにフィオレンティーナを迎え2-0で見事勝利。前半41分にパッツーニ選手が、後半4分に
長友佑都選手が
得点。連敗を避ける事ができた上、順位も9位に浮上した。
長友選手は調子が上がって来たのか今回も非常に積極的で、どんどん攻め上がって行ったが、闇雲に出て行くのではなく、条件が揃わない場合には中盤にパスで預ける余裕があった。フィオレンティーナもモントリーヴォ選手など主力を欠いて中盤がガタガタだったせいもあるが、長友選手は戻りも素早く、フィオレンティーナ攻撃陣をほぼシャットアウトした。
インテルは復活の兆しを見せ始めたかもしれません。マイコン選手が復帰し、スナイデル選手も練習に顔を出すようになったのもあるが、移籍で獲得した若手が育ちつつあるのが頼もしい。今回スナイデル選手の替わりを果たしたのが19歳のコウチーニョ[フルネームはフィリッペ・コウチーニョ・コレイア]選手だ。プレッシャーが少なく伸び伸びプレイできたのもあるが、冷静に視野を持ち、的確なタイミングと位置にパスを送っていた。ポストプレーが得意で無いのでまだパス専門の感じだが、得意分野に於いてはかなり使える選手に成長してくれそうな手応えは有る。フォワードのカスタイニョス選手と共に将来のインテル主力に育ってもらいたい。
これでスナイデル選手が復帰すると、中盤のスタメン争いは苛烈になり、チームに活気が生まれるだろう。中盤がしっかりすれば得点力は激増する可能性が高いのがインテルというチームだ。フォワードは当然としてディフェンダーすら攻めようとすれば得点源になり得るのがインテルなのだ。特にマイコン選手がどういうタイプなのか、わざわざ此処でさらに説明する必要は無いほどだ。
もし次、中2日で迎えるジェノア戦に勝つと、一気に6位圏内に浮上する。そこから先は勝ち点が離れているので次期CL圏内に浮上するのは困難に違いないがACミランなどとの直接対決が残っていて、もしそこで勝つような事があれば可能は可能である。先程申し上げたように中盤が鉄壁になる事によるアップスパイラルを描けるかどうかが鍵で、それが可能なら元々トップ争いが可能なポテンシャルだけは有る。
今後どんなにチームが上昇の勢いに乗っても、守備に欠かせないのが長友選手の存在であり、ラニエリ監督もそう思っているだろう。今期のスクデットは無理筋だが、来期もインテルの主力としてスクデット奪還に貢献できれば我々としては最高である。
頑張れ!長友選手!!
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