http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/representative/news/20111007-OYT1T01082.htmフルメンバーでは無かったとは言え厳しい戦いになってしまいましたね。サッカー日本代表[A代表]はワールドカップ3次予選のタジキスタン戦[ホーム]の前哨戦としてベトナムと対戦し、1-0で辛勝しました。
前半24分に李選手が藤本淳選手からのパスをフリーで無難にゴールした以外はチャンスを全く活かしきれませんでした。TV画面なので、なかなかフィールド全体が映らないので完全確認では無いですが、どうも中盤にスペースが空いてしまい、そこを必死に長友選手や香川選手が埋める状態になっていた印象です。この2人だけが活発に動き、細貝選手など本来中盤をコントロールしなくてはいけない選手が付いて行けない状態に見えました。長谷部選手は布陣が崩壊しないように、あまり上がれなかった為、攻撃に厚みが出なかったようです。
後半は主力メンバーを温存させるのと控えを試す目的も有り、長友選手と香川選手が交代しました。そこからは正直、酷い試合になってしまいました。ベトナムに自陣に長く攻め込まれ、シュートを枠内に撃たれてしまいました。GK西川選手が危ないのを2回程ファインセーブしたので助かりましたが、そもそもこのクラスのチームにシュートを撃たせるところまで持ち込ませてはなりません。これは一気にメンバー交代した事で選手同士の連携形成に時間が掛かった事も理由ですが、当然相手の監督はそういう部分は突いて来るのはセオリーなので、それを許さないのもアジアチャンピオン代表チームの責任だと思います。
長友選手と香川選手の運動量を見せ付けられた直後に、交代した2番手以降の選手の動きの差を見せられると、その落差は視覚的に大袈裟になってしまったかもしれません。そういう部分まで防げというのは厳し過ぎかもしれませんが、ワールドクラスの選手も出てきた今の日本代表では、どうしても大きな期待に走ってしまう部分は有ります。
藤本淳選手はアシストを決めたものの自分で攻め込んだ時はサッパリでした。後半から出場し期待された若手の原口元気選手は果敢にドリブルで攻め込みましたが、タッチが今一つで香川選手とは差が有ると思いました。積極性は買うんですけどね。
極め付けはDF槙野選手が肉離れで動けなくなり、攻めに厚みを出そうとハーフナーマイク選手を出そうとしたタイミングで強制的にDF補充せざる得ず、チャンスを失った件ですね。これはダメです。槙野選手は特に酷使されていた訳では無いはずで、特にアタックを食らった訳でも無く、試合中も特に動き回っていた感じで無いのに脚が攣って動けなくなってしまいました。悪いけど代表クラスでプレイするレベルでは無いようです。再起したいならば相当に鍛え直して頂く他は無いですね。
私は長友選手贔屓ですが、相変わらず良く動いていたし、ビルドアップの技術も向上しているし、チャンスに繋がるセンタリングも上げていました。セリエAインテルのレギュラーとして中3日等で酷使され、肩の故障明けから時間があまり経っていない中、本当に良く調整してきたと思います。元々の運動神経が技術向上へと、さらにリンクして行っている感じがあり、まだまだ伸び代が有るのではないかと思わせる期待が有りますね。
今の日本代表ですが、フルメンバーだった場合はアジアでは隙は無いと言えます。但し今、本田圭佑選手の膝故障、内田選手と清武選手が順調さを欠いている状態なので、この重要メンバーの復帰時期次第では。こういうメンバーの厚みに不安の有る状態で苦戦する場面も当然出てきてしまうでしょう。
ネガティヴな事も申しましたが、基本的に日本代表の試合は面白いです。早く若手が追いついて、代表メンバーに厚みを出してくれれば問題は無いです。
タジキスタン戦は絶対に負けてはならない試合。日本代表なら取りこぼしは無いと信じています!
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