マレー、錦織が逆転で初戦突破◇ブリスベン国際男子テニスATPワールドツアー、豪国ブリスベン大会1回戦。
錦織圭選手はセドリックマーセルステーベ選手と対戦し、セットカウント2-1、ゲームカウント3-6、6-1、6-4で逆転勝利した。
序盤はステーベ選手が渾身のストロークをビシビシ決め、厳しい展開。元々スロースターターの錦織選手は最初のゲームをブレイクするも、その後サーブの調子が上がらず、セカンドサーブは叩かれ厳しい展開に。セカンドセットこそ本来の能力を発揮しましたが、サードセットでステーベ選手が再び錦織選手のサーブを攻略し0-3のピンチに。普通の選手なら負け決定のような展開ですが錦織選手は違います。ここからギアを上げ、ステーベ選手のサーブをブレイクし、反撃の狼煙を上げます。しかしステーベ選手も、いきなりペースを上げて来た錦織選手にビックリしてズルズル後退したのではなく、かなり良い粘りを見せていたと思います。あれ以上ミスが増えたら負けという、まさに「崖っぷち展開」でした。
しかし、こんな危ない展開でも最後には勝っているのが錦織選手の最大の魅力。これの積み重ねで今、25位に居る訳です。
それでも今日はとても本調子とは言えないサーブ・ストロークの打感でした。昨年ドルゴポロフ選手に勝った時の打感、あるいはジョコビッチ選手に勝った時の集中力が戻って来ないと、2回戦のバグダティス戦に勝つのは難しいと思います。
勝たないと瞬時に何か権利を失う試合では無いにせよ、今後の調子を上げる為のきっかけぐらいは欲しい試合であり、ボロ負けは気分的にも避けたいです。同じ負けるにしても競り合って負けるならば私は良しとします。
直近の一番の目標は「全豪の1回戦で負けない事」です。しかし今日の勝ちは素直に喜びたいと思います。なんといっても爽快ですからね(笑)
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