http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011101300820ついに錦織圭選手が快挙!
テニスATPツアー、上海ロレックスマスターズ3回戦、雨でメインのスタジアムコートが使えなくなり急遽屋内コートに変更になるアクシデントの中、2回戦でメルツァー選手を破り好調のヒラルド選手と対戦し、セットカウント2-1。ゲームカウント7-6(6)、4-6、6-3で競り勝った。
この結果、試合前暫定47位だった世界ランクが40位前半以上に跳ね上がる事は確実で、松岡修造選手が持つ46位の世界ランキング日本記録が塗り替えられる事になりそうだ。
名実共に日本屈指の日本人プロテニスプレイヤーである事を証明する事になった錦織選手。この対戦でも安定性に苦労しながらの勝利ではあったが、勝負どころでのサーブ力は今回に於いても落ちていない事を証明していると言える結果だ。
マスターズの対戦相手は1回戦から非常に骨っぽく、特に2回戦のツォンガ戦は、まだまだ勝つには厳しいという前評判の中、素晴らしいキープ力と相手の僅かな隙をブレイクに繋げ、勝利した。世界8位にテニスが通じれば殆どの上位選手に通じるのは確実。恐らくは天敵と呼ばれたティプサレビッチ選手に負け続け、腐る事なく挑み続けた事が安定性への欲求を生んだと思う。そしてそれを成就させたのが、この大会だ。
今回、ライブストリーミングが直前で消滅してしまい、スコアだけ追う事になってしまい、実際にどんな状況だったのか窺い知る事ができないのだが、2回戦でも腰の治療を行う錦織選手が大きく映し出されていた。先程の試合ではさらにきつかったかもしれない。そして日程が詰まっているので4回戦は確実に明日行われる。
4回戦の対戦相手はドルゴポロフ選手。最近売り出し中の注目の若手で、ストロークのハードヒットを売りにする選手だ。調子が悪く吹かしまくりの場合も有るが、ショットが決まり出すと手に負えなくなる…有る意味錦織選手に似たタイプかもしれない。
ここから先、こういう難敵を次々に倒して行かねばランク10位の壁の前すら到達できないのだが、今の錦織選手ならば私は可能だと思う。前にナダル選手が言った「ランク10位以内。もしかしたら5位以内かもしれない。」との証言を本当に実現してしまう可能性も僅かながら生まれ、ここ数日でそれはさらに大きくなっている。ここで我々が期待しないで一体何時期待するのだろうか?
ここで満足しない。次も倒す。そういう心構えで錦織選手もいるはず。腰が回復してさえいれば、明日も好勝負です。間違いなく!
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