[シングルス]ブリスベン大会ドロー[ATP公式]はやくも
コミットメントプレイヤー錦織圭選手の始動です!
年明け1日から開催される[予選は既に開催中]豪国ブリスベン大会[ATP250]で、世界ランキング25位の
錦織圭選手は第5シードとなり、1回戦の相手がセドリック・マーセル・ステーベ選手[ドイツ。81位]に決定した。
この対戦に勝利すると、2回戦はハリソン選手とバグダティス選手の勝者、その次は恐らく第1シードのマレー選手となり、シード入りした割りには比較的厳しいドロー位置となった。
更なる活躍が期待される錦織選手。コミットメントプレイヤーとなる来年期は、シード選手として大会に出る事も多くなるが、ATP500以上の格の大会にも積極的に顔を出さなくてはならないので、トップ10付近の選手と対戦する機会も多くなり、上位対戦相手との「研究合戦」になることが想定される。これからは対戦相手が「ニシコリ」という名を見た瞬間、戦闘モードに入るのだと覚悟した方が良いのだろう。油断無く襲い掛かる強敵を、相手に認知されながらも撃破していく錦織選手になって欲しいが、逆に研究され尽くされ、弱点を突かれ後退していく錦織選手を見たくは無い。今の25位というランキング位置は、まさにそういう最前線の位置だと思うのである。
ステーベ選手は21歳の新鋭で、この81位というランキングも新記録であり通過点の可能性が高い伸び盛りの選手ではあるが、恐らくは錦織選手を凌駕するほどのポテンシャルでは無いと思う。何故なら、そういう期待値の高い選手ならば、既にもっとメディアに取り上げられているはずだからだ。相手が調子が良いなら、苦戦する場面もあるかもしれないが、錦織選手も防御で相手の勢いを殺す方法も身に着けたので、試合中のステーベ選手の攻勢期は上手く潰して、いつのまにか勝っていると思う。
やはり問題は2回戦以降でしょう。今大会は全豪に向けた調整大会の意味も有るから、あまり頑張り過ぎて全豪で調子を落としても意味が無いので、80%程度の力でも上位に進む必要が有るが、仮に2回戦でバグダティス選手が上がってくると、彼は調子が良い時はトップ10に匹敵する能力を発揮する事が有る選手なので簡単には倒せない。仮に倒して3回戦に上がったとしても今度は、あのマレー選手である。ATP250大会なので3回戦敗退だと45ポイントしか入らない。正直あまり美味しくは無いです。
一方、グランドスラムである全豪で4回戦以上に勝ち進むとポイント的には非常にオイシイ事になるので、このブリスベン大会を調整として上手く使い、調子を上げる事ができるならばそれ以上の理由が無く、特に、マレー選手とは程好い気合で打ち合っておきたいというのは有るだろう。この大会での勝敗は必要以上に気にしなくて良い。但し全豪で当ったならば当然倒しに行きたい相手ではある。
このように今年とは、また違った戦略が求められる「コミットメントプレイヤー元年」の錦織選手であるが、基本的には期待一辺倒のシーズンであり、29日で22歳になり、テニス選手としての最盛期に向けて順調に駆け上がるだろうとしか考えていない。注意しなくてはいけないのは「大きな怪我をしない」という事だけだ。
錦 織 筋 肉 増 強 中・新年11日発売の週間少年マガジン6号に錦織圭選手のインタビュー記事が掲載されるようです。
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