http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111011/eca1110110911001-n1.htmゆうべのダウが300ドル以上も上がっているにもかかわらず、たったこれだけのギャップアップとは酷いのではないか。
初回の経済記事でも申し上げた通り、日本株はダウがガッツリ下げた時は同じか又はそれ以上の過剰反応を示し下げるが、ダウが上がった時に同じような反応をしない。今回も同調上げと言うならば少なくとも200円以上は上げないとおかしい。1㌦=76円であるから330㌦の76㌫で250円である。これは好感とは言えない展開である。
どうしてこういう事になるのか。それは日本株が購入者に信用されていないからだ。何故信用されていないかというと「景気の回復が見込めない」からだ。どうして景気が回復しないと思われてるかと言えば、政府が今後も景気対策をしない可能性が非常に高いと評価されているからだ。
日本の現政権は、交代前の政権よりは経済通で、景気対策を行うのではないかと報道されていたが、中身は全くの逆で増税を推し進める事によって経済に冷や水を浴びせようとしている。それを「震災復興財源だから仕方が無い」と言って誤魔化そうとしているのが現状だ。日本の報道は「この通り」だが日本株の主要取引層である外国の投資筋には騙しのテクニックが読まれてしまっているのだ。
日本人もそろそろこの「騙しのテクニック」の正体に気が付いて対策せねばならない。政治経済に無関心な国民ではいつまでたっても経済的な豊かさを自発的に取り戻す事はできない。
最初に「酷い」と書いたが、本当に酷いのは誰なのか改めて真剣に考えるべきだろう。
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