ナダルら薬物疑惑? 仏TV人形劇に抗議ドーピング疑惑戦渦、続く。フランスの有料放送が、テニスのラファエル・ナダル選手がドーピングを行っているかのような内容の風刺番組を放送し、これに対しスペイン側が抗議したというもの。
ソースを失念してしまったのだが、元全仏王者のヤニック・ノア氏が『スペインのアスリートの多くが「魔法の薬」を使用している。いっそ解禁してしまってはどうか?』という主旨の発言をし、物議を醸した。
つまり、この問題は表面的な部分よりも、かなり根が深い話になっているような気がしてならない。フランスのスポーツ界重鎮の発言が、スペインの多種目のアスリートにまで向けられている。自転車ロードレースのコンタドール氏の場合、当該競技のドーピング検査はある時期がら非常に厳しいものになった事が関連しているが、それではテニス界のドーピング検査は一体どうなっているのか実例を示してから検証しても良いはずだ。そういう部分を省略して、スペインの各選手をチクチク弄るのはフェアでは無いだろう。
「ドーピングけしからん」ならまだいいが、「開放したら?」がフランススポーツ界全体の風潮だとしたら本当に性質が悪いと思う。今後更に影響が広まってしまう危険な可能性を含んだ話題である事だけは「しつこく」言っておきたい。
【17日、追記】ヤニック・ノア氏の発言関連記事をサルベージ
テニス=ドイエ氏、「薬物の合法化」発言の元全仏王者を批判「仏柔道界の重鎮がノア氏を批判している」とあるので仏スポーツ界の意見が少なくとも2つ以上に割れている事だけは確かです。ドイエ氏が「ドーピングけしからん」と思っている事も間違い無いでしょう。
仏スポーツ界全体がスペインスポーツ界を揶揄しているかどうかは微妙なんですが、否定はしていない感じですので、まだまだ騒動は治まりそうも無いですね。
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