チェンナイオープン・シングルスドロー表[ATP公式]テニスATPワールドツアー、インドチェンナイ大会[ATP250]、予選から勝ち上がった2人の日本人テニスプレイヤー、
添田豪選手と
杉田祐一選手が本戦も順調に勝ち上がった。
添田選手は本戦1回戦をフレデリコ・ジル選手を相手に6-2、(4)6-7、7-5と接戦を制し、2回戦では第5シードのイワン・ドディグ選手を7-6(6)、6-3で撃破、彼の今までの成績を考えるとこれだけでも大快挙だが、その次の3回戦がさらに凄い。第3シードのスタニスラス・ワウリンカ選手に6-4、6-4で快勝。これは大金星と言って差し支えない結果だと思います。
杉田選手は、添田選手同様予選から勝ちあがり、1回戦を第8シードのオリヴェエ・ロクス選手に6-3、6-4。2回戦はルー・イェンスン選手に7-6(5)、6-4で勝利。そして3回戦は第2シードでランキング10位のニコラス・アルマグロ選手との対戦になり、6-4、(8)6-7、4-6の大接戦の末、敗れたが3回のマッチポイントを握るなど、トップ10選手を崖っぷちまで追い詰める大健闘を見せた。
添田選手・杉田選手とも、ランク100位以下を彷徨っていた選手であり、予選を勝ちあがり本戦も休み無く試合するというハードスケジュールながら本当によく健闘していると思います。このクラスの選手が100位以内に上げてATP250本戦にダイレクトインするのは本当に厳しい作業であると実感できます。
そして正直、私はこの2人がこのように世界ランキング上位選手と互角に渡り合えるようになるとは思っていなかったので、余計に「凄い!」と思います。完全に考えが改まりました。日本選手権の決勝で、この2人が争っていた頃は、全く攻められないタイプだったので、一体どうしちゃったんだろうという思いなのです。これからは2人の動向も見てあげないといけないなと申し訳無い思いで一杯です。
多分、添田さん杉田さん共々、当時とは劇的に変わった部分が有るんだと思います。テニスに対する取組みが全く違うのだと思います。気合を入れても能力が付いて来ない選手も居るかもしれませんが、この2人には能力も有ったと結果が証明していますし、だからこそ能力が有るのに結果が出ない2人に対し蟠りが有ったのだと、今になっては考えています。
調子を持続させるのは大変かもしれませんが、これから日本テニス界は、錦織選手だけでなく、添田選手、杉田選手も含め支えられて行く事になりそう。そしてできれば伊藤選手にも付いてきて欲しい。彼もまた、課題がハッキリしており、あとはそれに取り組んでクリアするだけの選手だと思います。
日本のテニス界の将来は明るいかもしれません(^^)
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