錦織、逆転で8強入り クレーコート巧者に逆転勝ちATPテニスワールドツアー250ブエノスアイレス大会[コッパ・クラーロ]シングルス2回戦。当大会を第4シードで迎えた世界ランキング18位[最新では17位]の
錦織圭選手はルーマニアのヴィクトル・ハネシュ選手と対戦し、セットカウント2-1、ゲームカウント3-6、7-5、6-1の逆転で勝利した。
インターネットへの動画配信が全く無い状態[南米地区でのTV中継は有ったようなのでカメラは入っていた模様だが]だったのでスコア推移以外の内容は全く判らないのですが、スコアだけ見た場合いつもの『逆転の錦織』を体現したと言って良いでしょう。
ここから先がシード選手にとっての本当の戦いになります。3回戦の相手はスタニスラフ・ワウリンカ選手[スイス]になりそう。安定したストロークの持ち主で、どのタイプのサーフェースでもだいだい上位進出してくる隙の無い相手。仮に序盤崩れてしまうと、逆転するのが非常に難しい相手と言えそうなので、立ち上がりの錦織選手の調子に注目!ということになりますね。
これからランキング上位、加えてコミットメントプレイヤーの地位を維持して行くにあたり、このような実力差の少ない近隣下位選手を安定して退けて行く必要と課題が見える試合になります。自分から崩れて逆転できずに負けるパターンとして過去のスタコフスキー選手戦などを想定してしまいますが、当然錦織選手陣営は、このようなファクターを念頭の置いて試合に臨みますから、当然のように克服してくれると期待しています。
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