錦織大金星 ジョコビッチ逆転/テニス錦織「自信…プレー変わった」/テニス[写真]錦織とジョコビッチ我等が
錦織圭選手が
世界1位に
大逆転勝利です!!!
ATPテニスワールドツアー500、スイスインドアバーゼル大会。準決勝で錦織圭選手がノバク・ジョコビッチ選手と対戦し、セットカウント2-1、ゲームカウント2-6、7-6(4)、6-0で勝利した。
最初、私はライブストリーミングで観戦していましたが、試合が進むうちにだんだん映像がカクカクしだし、第2セットの途中から完全に見れなくなってしまいました。なんとか見るに耐えるサイトを発見して観戦を再開しましたが、途中全く展開を理解できなかった部分が存在します。これは有料放送には絶対に適わないですね。まぁ仕方ないですけど。
第1セットは錦織選手のサーブが全く入らない事もあってジョコビッチ選手に圧倒されていました。さすが世界1位といった攻めを展開され、サーブゲームをブレイクされていきました。これは正直厳しい、そして負けるにしてもなるべく長く試合をして経験を得てくれという思いで見ていました。とてもじゃないけど、この時点では全く「勝利」の文字など見えません。
ところがジョコビッチ選手が勝負処で急激にショットペースを上げたのが災いしたのか、肩と肘を気にし始めます。MTO[メディカルタイムアウト。試合中にトレーナーの治療を受ける事ができるルール]を取りながらなんとか試合を進めていましたが、徐々にジョコビッチ選手の安定度が崩れ始めます。それでも第2セットの要所要所では凄いショットが飛んで来て、まだまだ勝てる感じではありません。錦織選手は本当に綱渡り状態でゲームキープするような状態でした。工夫して、なんとか前におびき出しドロップ連発などの「錦織選手によくある奇策」で応酬していました。要所のミスも上手く誘いました。
第2セットの後半と第3セットの前半はストリーミングがブラックアウトしてしまい、スコアだけ確認するしか無かったので、両者の状態が不明なのですが、錦織選手も脚の具合が少し悪くなり、テーピングを施されながらの試合だったようです。幸いにもテーピングにより普通に動ける事ができ、さらに良い事にプレイの精度が格段に良くなり、サーブが入り出しました。結果的にジョコビッチ選手は肘の悪化を気にして100%で打っては行かなかったようですが、わざと負け入れするような感じでもなかったです。錦織選手が集中して深いショットで展開し、ジョコビッチ選手の強打をカウンターで沈めるという展開もありました。つまり実力が無いと世界1位の隙は突けないのです。
第3セットはジョコビッチ選手のサーブ精度の悪化もあって、それを突き続けた錦織選手が全てブレイク。なんとベーグルを食わせる事に成功しました。普通に完勝だと思います。ジョコビッチ選手が完調ならばもちろん簡単には行きません、しかしこれは錦織選手が第2セットで粘ってタイブレークに持ち込んだからこそ訪れたチャンスなのであり、実力で「もぎ取った」勝利です。負けそうになっても最後の1ポイントまで諦めてはならない事を、まさに具現化した試合だったと言えると思います。
さて、次は決勝。ATP500の決勝です。もちろん錦織選手にとって初の領域です。今まで250の大会のタイトルはありますが、500大会のファイナリストは初めてです。
現在フェデラー選手とワウリンカ選手が地元スイス選手同士の試合という事で物凄い盛り上がりの中、試合しています。ここまで来たら、どちらが上がってきても「かかってこい!」って感じですね。もうフェデラー選手と対戦しておきたいとか、そういう事を私からは申しません。
いやぁ日曜日に錦織選手の試合が有るなんて…
本当に凄い事が起こりました!!!
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