大相撲九州場所[福岡国際センター]15日目[千秋楽]
幕内全取り組み星取表[勝ち=○、負け=●、不戦勝=□、不戦敗=■]
玉鷲○[押し出し]●武州山
朝赤龍●[押し出し]○磋牙司
豊響●[寄り切り]○宝富士
妙義龍●[小手投げ]○富士東
黒海●[引き落とし]○木村山
碧山●[引き落とし]○若荒雄
佐田の富士●[送り出し]○高安
松鳳山○[押し出し]●豪風
時天空●[寄り切り]○魁聖
大道○[はたき込み]●嘉風
阿覧○[寄り切り]●旭天鵬
栃ノ心○[寄り切り]●剣武
安美錦○[下手投げ]●豪栄道
隠岐の海○[送り出し]●臥牙丸
雅山○[はたき込み]●豊真将
豊ノ島●[押し出し]○北太樹
栃乃若●[突き出し]○鶴竜
稀勢の里●[渡し込み]○琴奨菊
琴欧洲○[寄り切り]●日馬富士
白鵬●[はたき込み]○把瑠都
・今日の
稀勢の里●
立ち合いやや不利。というか琴奨菊の立ち合いが良く、ピッタリと張り付かれてしまう。この体勢で今まで連敗してきただけに挽回する作戦を見せて欲しかったが、土俵際で体を入れ替える動きに入るまでが精一杯だった。琴奨菊を土俵の外に出したかに見えたが、脚を取られコントロールさせていたのもあって先に脚が出てしまっていた。
・今日の
琴奨菊○
昨日に続いて立ち合いが良かった。自分の型で前に出て逆転を許さなかった。稀勢の里に、この体勢からの明確な逆転スキームがまだ無いようなので、次場所以降も、この対戦は有利が続きそう。
1敗:白鵬
3敗:若荒雄
4敗:把瑠都・琴奨菊・雅山・碧山
把瑠都の強烈な突きに慌てた横綱がバッタリと崩れ全勝はならなかった。組みに行くまでのスピードが若干横綱らしく無かったが、これで相当デキが悪い方なのだから嫌になってしまう。普通のパワーの力士が相手なら逆転してしまうだろう。
相撲に準優勝などというものは無いが、あるとしたら平幕の若荒雄である。上位陣はちょっと星を潰し合い過ぎたようだ。横綱が優勝インタビューで「そろそろ2人目の横綱が欲しい」と余裕のコメントをしていたが、現実としてそうなる為には大関陣は稽古量は当然だが各対戦力士の研究を怠らず、取り組みでの先読みが必要である。
一番横綱に近い大関は把瑠都かなぁ…。前半戦は意味不明の負けが続いたが、後半戦は本当に良かった。技術が向上しているのが目に見えた。
横綱になるには2場所連続13勝か3場所連続12勝が必要になる。大関全員の「すくみ」状態からは一体誰が抜け出すのだろうか?来場所から稀勢の里がそれに加わるという話があるが(まだ報道だけの未確定情報)、大関全員カド番ギリギリ勝ち越しという事態だけは、そろそろ終わりにしてもらいたいですね。
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