世田谷の高線量、原因ラジウムか 福島原発事故とは関係なし東京都世田谷区で2件目のラジウム地帯が発覚したようです。
東京都世田谷区八幡山のスーパー周辺で最大毎時170マイクロシーベルトの高い放射線量が測定された問題で、文部科学省は1日、現場周辺の地面を掘り起こして調査をした結果、放射性物質のラジウム226が高線量の原因である可能性が高いことを明らかにした。同省によると調査により、ラジウム226が壊れることで発生する元素を検出した。
先日、同区の弦巻でも民家からラジウム入りの小瓶ケースが発見されたばかり。福島第一原発問題で一般市民が線量計[ガイガーカウンター]を持ち歩く事が増え、このように道端で警報が鳴って局地的高線量地帯[ホットスポット]が発覚する。今後も同様の問題が出るケースが増えるだろう。
弦巻では民家だったが、今度は大規模売店の敷地内だ。これはスーパーマーケットが建つ前に此処に何が建っていたかが問題になりそう。普通に考えれば、そこで製造していた物の関連で投棄物が出て、その中にラジウム等が含まれた可能性があるだろう。弦巻の例でも発光塗料の原料だったと報道された。今度のもそういう関連だと推測するのが普通ではないかと私個人としては見ている。
ようは原発に限らず、こうして放射線が高い地域が人工的に全国に点在しているという事だろう。理由は様々だし、由来する放射性物質の違いによってα線β線γ線の割合も違うだろうし、同じ測定結果でも危険度は様々だろう。問題は今まで全く測定されて来なかった事が原因で、全く問題視されて来なかった事なのだ。一般市民も、これからこういう問題について多く知る必要が有るという事になる。
ホットスポットが出たからといって、「即原発問題!」「即脱原発!」とは行かなくなった。原発問題は存在するし大問題だが、これは別の問題であり、分けて考えなくてはならない。我々は冷静になる必要が有る。
恐怖を提示される事により冷静さを失い、あらぬ方向へ誘導されないように注意と警戒を怠らないようにしないといけないと非常に強く思う事態だ。
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