http://www.jiji.com/jc/d4?p=uch011&d=d4_spoこちらも物凄い快挙!
最近テニス錦織選手の話題ばかり書いていますが、このブログのコンセプトの一つが「世界で活躍する一流アスリートの軌跡」ですから、当然これも揚げなくてはなりません。
団体戦では鉄棒の落下などで実力からすると散々な目に遭ってしまった日本体操選手団。しかし個人戦では、その実力通りの素晴らしい結果を残した。記事にあるように内村航平選手は昨年の段階で史上3人目の連覇を達成しており、今年史上初の快挙に向けて発進し、見事に結果を出した。
普段の内村選手を見ていると、プレッシャーなど全く感じないように見えるタイプだ。だが彼も人間だった。団体戦では競技開始前に不自然に待たされ、いつものリズムで演技に入れないという不利益を被った。そんなものは彼には関係無いとも思わせたが、リズムが変わるという事はアスリートにとって致命傷になるという事実を証明してしまった。
そのまま次の演技にまで引き摺って失敗を重ねてしまう選手も多いはずだが、内村選手は違った。すぐに修正し、自分の演技力を引き出した。ここが彼の最も凄いところだと私は思う。「引き摺るな」とコーチに言われて頭で考えても感情では無理な事が多い。全くプレッシャーを感じていないように見えるのはこの為かもしれない。恐らくは圧力を感じていないのではなく切り替えが抜群に上手いのだ。
ともかく彼は一流…いや「超一流の切り替え力」を発揮して3連覇を達成した。実はまだ22歳。これからも未知の領域に突き進んで行く気がする。誰も達成し得ない場所へ「日本人選手が」突入したのだ。
付属的扱いになってしまって申し訳無いが、山室選手も銅メダルを獲得した。今までの日本体操界レベルなら彼もキャプテンを張れる選手だっただろう。つまり今の日本体操界は選手層が厚いのだ。内村選手の影に隠れる形になってしまっているが彼もまた一流。この2人を中心に日本体操界を支えて行く形が継続すれば、来年以降の体操選手権も日本チームに期待できる状況が続くだろう。
競技を超えて日本人選手の大活躍が続いて頼もしいですね!!!
[PR]
Panasonic 加湿空気清浄機 コモンブラック f-vxf45-ck[0回]
PR